毛皮の女王ロシアン セーブルは、昔から王侯貴族の毛皮と言われ、例年行われる宮廷毛皮競技会出品し栄冠を得ようとして、(ロシアンセーブル)捕獲毛皮製造業者達は、黒テンを追い求めて極寒の地へ行って、帰らぬ人になったとも言い伝えられています。それ程の高級品になっていましたが、1970年にロシアで黒テンの養殖に成功して、それまでの捕獲業に全て従事しなくてもよいことになりましたが、ロシアンセーブルの養殖は大変難しく、国際オークションでは、15等級に区分され、大変高価な落札価格で取引されております。 また、一口にロシアンセーブルと言っても、その種類は約10種類に区分され、 「ヤンクツスキー」「アムルスキー」「バルブジン」等産地の名称がつけられています。
ミンクと同じイタチ科の小動物でミンクよりも毛並みは深く、 刺毛は平均4~5㎝ほどあります。 日本でも黄テン(日本テン)と呼ばれ、本州、四国、対馬、 東北産のものは鮮やかでクオリティーも良く、とても美しい毛皮です。 ロシアンセーブルは、サハリン、シベリア、カムチャッカ半島産の物が、 刺毛が銀色に微妙に輝き最も高価な毛皮と言われています
・ロシアン セーブル:銀色の刺毛が微妙な光沢を輝かせている超最高級品 ・セーブル:毛皮の最高級品 ・ミンク:食肉目イタチ科ムステラ属に分類される小動物で近年は殆どが養殖ミンクです ・フォックス:狐の毛皮でスカンジナビア産が多い ・リンクス:体長約1m、四肢が丈夫で胴よりも長く幅の広い足をしている大山ネコ ・レオパード:ヒョウの毛皮で、特に、ソマリア産が高級品とされています ・ウィーゼル:イタチの毛皮・オセロット:ネコ科の動物